大和ハウス工業、難聴者との会話を支援する端末「comuoon」を設置

ZDNet Staff 2016年01月25日 17時39分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

難聴者との会話をサポートする卓上対話支援システム「comuoon(コミューン)」

 大和ハウス工業は1月22日、「障害者差別解消法」が4月1日に施行されることを見据えて、全国の事業所、工場、ショッピングセンターなどすべての自社施設(100施設)に、難聴者との会話をサポートする卓上対話支援システム「comuoon(コミューン)」を導入すると発表した。1月25日から順次、計125台を設置する。

 日本補聴器工業会の調査によると、日本の総人口に占める難聴者の割合は、2012年の10.9%から、2015年には11.3%へ増加している。そのような背景から、同社は2014年12月からcomuoonの販売代理店として、金融機関や介護施設に導入してきた。今回、障害者差別解消法の施行を前に、自社施設にcomuoonを大規模導入する。

 comuoonは、ユニバーサル・サウンドデザインが開発・製造する卓上型の対話支援端末。難聴者本人が補聴器などを装着するのではなく、話し手側が発する音声を、難聴者に聞き取りやすい声に変換してコミュニケーションを改善するものだ。

 難聴者が聞き取りづらい子音の周波数帯域(1000~1400Hz)の音圧を、電子的に加工せず、独自の卵型の形状とスピーカー部分の配置により、音の明瞭度を高めて聞き取りやすい音や声を作り出す。Comuoonを使うことで、聴こえの度合いが70db程度の中度難聴者(70dbは新幹線の車内や騒がしい街頭程度の音の大きさ)であれば、補聴器を使用せずに聴こえを改善することが可能だ。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
シェアリングエコノミーの衝撃
デジタル“失敗学”
コンサルティング現場のカラクリ
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
エンドポイントセキュリティの4つの「基礎」
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
ネットワークセキュリティの要諦
セキュリティの論点
スペシャル
エンタープライズAIの隆盛
インシュアテックで変わる保険業界
顧客は勝手に育たない--MAツール導入の心得
「ひとり情シス」の本当のところ
ざっくり解決!SNS担当者お悩み相談室
生産性向上に効くビジネスITツール最前線
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell Technologies World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
吉田行男「より賢く活用するためのOSS最新動向」
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
日本株展望
企業決算
このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]