編集部からのお知らせ
「半導体動向」記事まとめ
「リスキリング」に関する記事まとめ

IBM、Linuxメインフレーム「LinuxONE」を強化へ

Steven J. Vaughan-Nichols (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2016-01-28 11:14

 2001年に10億ドルをLinuxに投じて業界を驚かせたIBMが2015年に発表したのが、「LinuxONE」だ。LinuxONEはLinuxとオープンソースのソフトウェア、サービスを搭載したメインフレームで、同社のメインフレーム「IBM z13」とCPU「z13」をベースとする「LinuxONE Emperor」、古いz12プロセッサからz13に移行中の「LinuxONE Rockhopper」の2種類がある。

 LinuxONEはIBMのハイブリッドクラウド戦略の中心となるものだ。同社は米国時間1月26日、LinuxONEを以下の点で強化すると発表した。

LinuxONE Emperor LinuxONE Emperor
※クリックすると拡大画像が見られます

 まずIBMのNoSQL「Cloudant」とNode.js「StrongLoop」を最適化してLinuxONEに組み込む。これにより、クライアントはハイブリッドクラウドに迅速かつ容易にアプリケーションの開発、実装、管理ができるようになる。

 IBMはLinuxONEをハイブリッドクラウドソリューションとしてプッシュしているものの、同社のパブリッククラウド「SoftLayer」との連携はスムーズではない。一方で、「OpenStack」クラウドとの連携は容易に実現できる。OpenStackといえば、SUSEのOpenStackツールを利用して、LinuxONE上で動くパブリック、プライベート、ハイブリッドクラウドの管理ができる。

 SUSE、そしてRed Hatに加えて、CanonicalのLinuxディストリビューション「Ubuntu」もまもなくLinuxONEで利用できるようになる。さらに、「Juju」「Metal as a Service(MaaS)」「Landscape」などUbuntuのOpenStackツールセットがLinuxONEでも利用できるようになる。4月に公開予定の「Ubuntu 16.04」(開発コード名:「Xenial Xerus」)が、LinuxONEにフル対応する最初のバージョンとなる。

 IBMはまた、プログラミング言語「Go」のサポートも追加する。Goはシンプルで信頼性があるソフトウェアを作成するための言語で、IBMは夏にもGoコミュニティーに貢献を開始する予定だ。

 3月には、IBMは「IBM Open Platform(IOP)」をLinuxONEポートフォリオに加える予定だ。IOPには「Apache Spark」「Apache HBase」「Apache Hadoop 2.7.1」などのサポートが含まれており、追加のコストは発生しない。

 最後に、IBMはLinuxONEですでにサポート済みのDockerのサポートも強化した。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. 開発

    なぜ、コンテナー技術を使うことで、ビジネスチャンスを逃さないアプリ開発が可能になるのか?

  2. セキュリティ

    2022年、セキュリティトレンドと最新テクノロジーについて、リーダーが知っておくべきこと

  3. ビジネスアプリケーション

    全国1,800人のアンケートから見えてきた、日本企業におけるデータ活用の現実と課題に迫る

  4. 運用管理

    データドリブン企業への変革を支える4要素と「AI・データ活用の民主化」に欠かせないテクノロジー

  5. 経営

    テレワーク化が浮き彫りにしたリソース管理の重要性、JALのPCセットアップを支えたソフトウエア

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]