ワークスアプリケーションズと日本マイクロソフトは1月29日、MicrosoftのERP(統合基幹業務パッケージ)「Microsoft Dynamics AX」についてのパートナー契約を締結。 Dynamics AXの生産管理システムのOEM販売を開始すると発表した。Dynamics AXのOEM型パートナーは、今回のワークスが第1号となる。
Dynamics AXを組み込んだ生産管理モジュールの開発・製造をワークスの関連会社ワークスシステムズが行い、「Dyna Next」の名称でワークスが販売する。ワークスが、生産管理のOEM販売製品にDynamics AXを採用した理由は以下の3点。
- グローバルでの実績が豊富で、40カ国以上の言語に対応しているため、日本国内はもとより海外の生産拠点を含めた生産管理が可能
- 多様な生産方式(組立加工型、プロセス型)に対応可能。また、改変しやすい構成のため、日本独自の商習慣である製番管理などの機能強化が容易
- クラウド、オンプレミスの双方に対応しているため、顧客の要望に合わせた柔軟なインフラ構成が可能
日本マイクロソフトは、ERP市場における会計・人事分野で実績のあるワークスへのDynamics AX のOEM提供を通じて、より広い顧客層へDynamics AXの導入が拡大することを期待しているとする。