Microsoftは米国時間2月1日、「Windows Insider Program」(Windowsインサイダープログラム)に参加し、Fast(高速)リングを選択しているユーザーに向け、「Windows 10 Mobile」の最新累積アップデート「Build 10586.71」をリリースしたと発表した。
今回のアップデートは、バグ対応を主な目的にしている。また、Microsoftが1月29日にリリースした、今後のインサイダー向けアップデートのパフォーマンスと信頼性を向上させる「Configuration Update」も含んでいる。
Microsoftによると、今回のビルドで改善されている点は以下の通りだ。
- 「Windows Update」のパフォーマンスと信頼性の向上。
- 「Windows Phone 8.1」からアップグレードする際の、データプロファイルやメッセージング設定を移行する機能の改善。
- 「SensorCore API」のWindows Phone 8.1からの適切なアップグレード(これにより多くのフィットネスアプリを含むアプリケーションから正しく運動データにアクセスできるようになる)。
- 起動時及びSDカード挿入時におけるSDカード検出機能の改善(「File Explorer」は、アプリや写真のデフォルトがSDカードに設定されている場合でも、同メディアの取り出しに対応できるようになる)。
- 「Microsoft Edge」ブラウザの機能改善(PDF描画機能を含む)。
- Bluetoothで既にペアリングされている機器や自動車との再接続機能(道案内を逐一受ける際や、「Microsoft Band」とともに「Cortana」を使用する際など)の改善。
- 「Maps」(マップ)のダウンロード時や「Quick Settings」(クイック設定)の変更時における設定機能の改善。
- 「Windows Store」から「Groove Music」を再インストールした際における、デジタル著作権管理(DRM)関連の問題発生の抑止。
- Groove Musicにおける、ローカル保存楽曲のより高速なインポート。
- 楽曲の再生後や、光彩検出機能が無効化されている場合の不在着信の後、アップデートをダウンロードしている際の、デバイスの電源管理機能の改善。
- 携帯データ通信が無効化されている際の、アプリ内購入機能の動作の正常化。
- 「Kids Corner」(キッズコーナー)の信頼性向上。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。