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調査

デジタル時代に投資すべきは“人”--アクセンチュアが定義する5つのテクノロジトレンド

NO BUDGET

2016-02-04 07:30

 アクセンチュアは1月26日、世界のテクノロジートレンドに関する最新の調査レポート「Accenture Technology Vision 2016(テクノロジービジョン2016)」を公表した。今回のレポートでは、人材を最優先に行動する企業が、デジタル時代を先んじると予測している。

 調査では「主役は”ひと”」という概念に基づき、デジタル時代の覇者になるための、5つのテクノロジのトレンドを定義している。

インテリジェント・オートメーション(Intelligent Automation)

 業界をけん引する企業は、業務オペレーションの抜本的な変革や、人と機械の協働による生産性向上を目的とし、人工知能(AI)やロボティクス、拡張現実を活用した自動化を進めている。本調査の対象者の70%が「AI関連技術への投資は、2年前に比べて増えている」と回答しているほか、55%が「機械学習や、IPsoftのアメリア(Amelia)などの組込み型AIを広く活用する計画がある」と回答しており、大規模な投資が本格的に始まりつつある。

流体化する労働力(Liquid Workforce)

 業界をけん引する企業は、労働力に変革をもたらすテクノロジを活用することにより、デジタル時代の日々変わりゆくニーズを満たすことができる柔軟な労働環境を実現することができる。調査では、デジタル時代の労働環境において従業員が高いパフォーマンスを発揮するために企業が求める要素として、「専門的な業務知識を有していること」は5番目に重要視される結果となった一方、「学習の速さ」や「対応の柔軟さ」がより重要視されている。

プラットフォーム・エコノミー(Platform Economy)

 業界のリーダーは、新たな成長機会を逃さないために、パートナーや顧客とつながる共通のデジタル上の基盤を軸にしたビジネスモデルを創り出しており、テクノロジを最大限に活用した、産業革命以来最も大きな変革が世界経済で進行している。こうした変革を裏付けるように、調査の対象者の81%が「プラットフォームを軸にしたビジネスモデルは3年以内に、自社の成長戦略の一端を担う」と回答している。

破壊を予期する(Predictable Disruption)

 急速に成長するデジタルのエコシステムは、異なる市場をつなぎ、業界の垣根を取り払う、次なる創造的破壊の波を誘引している。先見の明を持つ企業は、こうしたエコシステムの将来像を積極的に予測して自社の競争優位性の向上に努めており、業界によって影響度は異なるものの、81%の企業はすでにエコシステムによる創造的破壊に直面していることが分かった。

デジタル時代の信頼(Digital Trust)

 調査では、83%の回答者が「デジタル時代における経済の要は信頼である」と回答している。新たな状況下で個人やエコシステム、規制当局との信頼関係を築くために、企業はデジタル領域における倫理を戦略の中心に据えなければならず、もはやセキュリティの強化だけでは不十分である、とレポートは指摘している。

 このレポートは、アクセンチュア・テクノロジー・ラボが作成している調査レポートで、毎年実施されている。今回の調査では、公的機関や民間企業、研究機関、ベンチャーキャピタル、ベンチャー企業に在籍する25人以上の有識者で構成される「テクノロジービジョン外部諮問委員会」から収集された知見を参考にしているほか、テクノロジービジョンの編纂チームが、テクノロジ分野の有識者や業界の専門家、また100人近くのアクセンチュアの経営幹部に対するインタビューも実施した。同時に、新しいテクノロジの採用に関する知見を得るため、アクセンチュアの調査部門が11カ国、12の業界にわたる3100人以上の企業幹部およびIT担当役員を対象として、主要な課題と優先的に採用、投資すべきテクノロジの調査を実施した。

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