「Windows」のセキュリティ脆弱性、大半は「管理者権限の除去」で緩和可能--英調査

Zack Whittaker (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部 2016年02月15日 10時31分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 英セキュリティ企業Avectoが現地時間2月初めに公開したレポートによると、2015年に「Windows」を襲ったセキュリティ脆弱性の大半は、ユーザーアカウントから管理者権限へのアクセスを取り除いておくことで緩和できるものだったという。

 このレポートによると、Windowsに潜んでいた深刻度の高い脆弱性のうちの85%は、管理者権限が除去されていれば、水際でその悪用をくい止め、システムファイルにまで影響が及ぶことを防げたはずだったという。

 多くの企業では、Windowsマシンのアクセス権限を低く設定し、マルウェアの拡散やハッカーのアクセスを阻んでいる。

 同レポートには、管理者権限を取り除くことで、ほぼ毎月のように深刻度の高い脆弱性が報告されている「Internet Explorer」では99%以上、「Microsoft Office」では82%の脆弱性がもたらす影響を緩和できると記されている。

 Avectoは、Microsoftが毎月第2火曜日にリリースする定例セキュリティパッチ「Patch Tuesday」で対処される脆弱性すべてを分析し、ログインアカウントの「ユーザー権限をシステム上でより低く設定しておく」ことで、影響が緩和できる脆弱性を洗い出した。

 同レポートには、管理者権限を取り除いていた場合、報告されているすべての脆弱性のうちの63%がもたらす影響を緩和、あるいは無効化できたはずだと記されている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
シェアリングエコノミーの衝撃
デジタル“失敗学”
コンサルティング現場のカラクリ
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「展望2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
エンドポイントセキュリティの4つの「基礎」
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
ネットワークセキュリティの要諦
セキュリティの論点
スペシャル
エンタープライズAIの隆盛
インシュアテックで変わる保険業界
顧客は勝手に育たない--MAツール導入の心得
「ひとり情シス」の本当のところ
ざっくり解決!SNS担当者お悩み相談室
生産性向上に効くビジネスITツール最前線
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell Technologies World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
吉田行男「より賢く活用するためのOSS最新動向」
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
日本株展望
企業決算
このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]