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AIをより人間らしく、感情識別など進化--IBMが発表した「Watson」の新たなAPI - (page 2)

Conner Forrest (TechRepublic) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2016-03-02 06:30

 IBM Watson部門が発表した2つ目のベータ版ツールがEmotion Analysisだ。これは「AlchemyAPI」スイートの一部として提供され、顧客やパートナー企業からの50Kバイトまでのテキストによる外部入力を自然言語処理(NLP)技術によって分析し、怒りや嫌悪、恐れ、喜び、悲しみといった感情を洗い出すというものだ。

 ユーザーがテキスト自体や、テキストが格納されたHTML、特定のウェブページへのリンクを入力すると、このツールは作業を開始する。出力データは業務ニーズに従ってJSON形式やXML形式で返される。企業はこのツールを用いることで、新たな製品やマーケティングキャンペーンにおける顧客の反応を判断できるようになる。

 Visual Recognitionはその名が示すとおり、画像を認識するという機能だ。しかし、それだけではない。一般的な画像検索システムは、あらかじめ定義された、すなわち固定の画像分類や検索語を用いるように設計されている。しかしVisual Recognitionは、顧客の分類に基づいて画像を認識するよう、開発者側で訓練できるようになっている。

 IBMがプレスリリースに記している使用例は、小売業者が販売している最新ファッションのスラックスの形状を識別できるようにしておけば、誰かがソーシャルメディア上に該当スラックスを履いたセルフィーを投稿した場合、そのことを洗い出せるようになるというものだ。この分析結果はJSON形式で出力される。

 TTSはテキストを入力すると、コンピュータがあなたに代わって「しゃべってくれる」というものだ。既存のTTS機能に「emotional IQ」という機能を追加することで、ユーザーが入力した言葉の感情を理解して、しゃべり方に適切な変化を付けてくれる。IBMはこの機能をExpressive TTSと呼んでおり、既に一般利用が可能になっている。

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