アクセンチュアは3月1日、ペガシステムズ(ペガ)が提供するアプリケーションの企業への導入を支援するため日本企業向けの人材育成拠点(COE)を創設すると発表した。
ペガは営業、マーケティング、サービス、業務という4つの領域でビジネスプロセス管理(BPM)や複数チャネルでの顧客管理(CRM)などのアプリケーションを提供するグローバル企業。チャネル横断での顧客接点強化や企業ビジネスプロセスの最適化を実現するための製品やサービスを有している。その中の1つである統合開発基盤「Pega7」は、個別のビジネス要件に合わせたユーザーインタフェースの構築を、コーディング不要の独自のビジュアルツールで開発することができる。
今回設立されるCoEは、ペガの製品やサービスに精通したアクセンチュアの従業員が、ペガ製品の導入や開発を確実かつ迅速に実現するために立ち上げるプロジェクト組織としての位置付けにあるという。
アクセンチュアとペガが共同でシステム導入・移行プロジェクトを立ち上げ、ユーザー企業のシステム稼働から、運用までを支援していく。また、アクセンチュアはペガと共同で、これまでに導入実績のない日本企業におけるペガ製品の専門家育成にも貢献するとした。
アクセンチュアは世界各国に13のペガのソリューションに関するデリバリーセンターを展開しており、グローバルで2400人を超える経験豊富なプロフェッショナルがいるとアピールしている。