アスクルとマネーフォワードは3月1日、業務提携契約の締結を発表した。今後、オフィス向け、個人向けの各分野において新規サービスを共同で開発し提供していく。具体的には、オフィス向けクラウドサービス「MFクラウド for ASKUL(仮称)」と個人向け「LOHACO家計簿 powered by Moneyforward(仮称)」の共同開発を実施していく。

アスクルとマネーフォワードが今後提供するサービス(マネーフォワード提供)
「MFクラウド for ASKUL(仮称)」は、マネーフォワードが提供するクラウドサービス「MFクラウドシリーズ」をベースに、「ASKUL」の顧客に提供される。全国約1400社のアスクルエージェントやカタログ等を通じて、国内400万超の中小企業のクラウド活用を支援していく。2016年夏ごろに提供開始予定。
「LOHACO家計簿 powered by Moneyforward(仮称)」は、アスクルが提供する個人向けの日用品ネットショップ「LOHACO」のユーザー向けに便利な機能・情報を拡充したアプリケーションで、マネーフォワードが提供する自動家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード」をベースにしている。
銀行やカード、通販サイトなど2580以上の金融関連サービスから、資産や入出金情報を自動取得でき、 レシートをスマートフォンのカメラで撮影するだけで簡単に記録可能だ。2016年夏ごろに提供開始予定としている。