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裁定買い残高が、いくらまで増えたら日経平均が反落するかも、決まっているわけではない。裁定買い残高が増えている時は、投機筋の買いポジションの増加が続いていることが読み取れる。参考データとしてみるべきものだ。
足元、原油先物の反発が続いている。主要産油国が「増産の凍結」で合意したことが反発のきっかけとなった。ただし、合意が守られる保証はない。過去には、合意を破って増産する産油国が多数見られた。
合意を破る増産が観測されると、原油先物に投機筋の売り仕掛けが復活する可能性はある。
今年、米FRBが何回追加利上げできるか、見方が割れている。市場予想では2~3回の利上げが見込まれている。
世界的な株安が続き、米景気に失速の懸念が出ると、利上げはできなくなるとの見方につながり、円高(ドル安)が進む。今は、「ミニリスクオン」で円安に戻ったが、今後「リスクオフ」が復活して、もう一度、円高が試される可能性は残っている。
窪田氏は、日経平均は既に大底をつけていると考えているそうだが、それでも、このまま一本調子の上昇は期待できないと話す。まだ、為替や原油価格を起点として、下落する局面もあるとしている。
余裕資金をお持ちの方は、業績好調で割安になった内需株から買い始めて良いだろう。お持ちの投資資金ですでに目いっぱい投資している方は、上昇局面で少し売り、下がったら買い戻すという、きめ細かな売買を検討してもよいと思われる。
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