「Raspberry Pi 3」は発売時に20万個以上が出荷された。そのうち1つを購入して、この35ドルのコンピュータで何をしようかと考えあぐねている人もいるかもしれない。
この記事では、さらに強化されたRaspberry Pi 3の能力を最大限に引き出す10の使い道を紹介しよう。Raspberry Piシリーズでおなじみのものもあれば、とにかく楽しい使い方もある。

4.AndroidやChrome OSのオープンソース版を動かす
Raspberry Pi 3では、Androidや「Chromium OS」も含めて、これまでのRaspberry Piよりも幅広いOSを動かすことができる。
Raspberry PiシリーズではこれまでもいくつかのLinuxベースのOSを動かすことができたが、今回は使いやすい(「Chrome OS」のオープンソース版である)Chromium OSや、Android Marshmallowも動かすことができる。
理由は2つある。Pi 3では性能が増し、より新しいアーキテクチャが使われていることと、Pi 3用に新しいオープンソースの3Dグラフィックドライバが作られたことだ。これらの要因によって、さまざまなOSのハードウェアアクセラレーションを使用した実装が容易になった。これらの変更により、従来のPiでは性能が足らずに動かせなかったOSでも利用しやすくなっている。
まだ開発初期段階ではあるが、Pi 3で動作するバージョンのChromium OSや、開発中バージョンのAndroid KitKatおよびAndroid Marshmallowが公開されており、使ってみることができる。
提供:ZDNet / CBS Interactive