「Raspberry Pi 3」は発売時に20万個以上が出荷された。そのうち1つを購入して、この35ドルのコンピュータで何をしようかと考えあぐねている人もいるかもしれない。
この記事では、さらに強化されたRaspberry Pi 3の能力を最大限に引き出す10の使い道を紹介しよう。Raspberry Piシリーズでおなじみのものもあれば、とにかく楽しい使い方もある。
7．携帯電話を作る
もちろん、Raspberry Piを使って携帯電話を作るというのは新しいアイデアではないが、今でも、Piのハッキングを始めるにあたっては、楽しいスタート地点だと言える。
携帯電話を作るには、OSを調整するためにコマンドラインに精通する必要があり、半田ごても使わなくてはならないため、すこし難しい課題が欲しい人にとって格好の目標だろう。このページで具体的な作業についてのガイドが入手できる。
この作業がうまくいけば、発信と受信ができ、ハンズフリー通話もできる携帯電話が出来上がる。
もっと多くの機能を持った携帯電話が欲しいのであれば、このガイドに従えば、通話も、メールも、写真撮影もできる、タッチスクリーンを備えたRaspberry Piベースのスマートフォンを作ることができる。ただし、このガイドはRaspberry Pi 3 Model Bよりも消費電力が低く、パーツも少ないRaspberry Pi A+用のものであることに注意してほしい。
提供：David Hunt
