--SAPはどのようにHybrisの文化を生かすのか。今後の展開は?
SAPはグローバルでデジタルトランスフォーメーションを推進しています。顧客のデジタルトランスフォーメーションを手伝うというもので、SAPジャパンも同じ方針です。この流れの中で、福田(SAPジャパンの福田譲社長)が最も押しやすいのがHybrisで、社内のミーティングでもHybrisの話が盛んに出てきています。とても重視しています。
欧州は日本よりも2~3年進んでいますが、新しい機能を早く紹介して、日本で使えるようにすることが重要です。
--市場戦略は?
日本の課題として、マーケティングがあり、今後やり方を変えていきたいと思っています。
グローバルではHybrisはBtoCでよく使われていますが、日本でSAPはBtoCよりもBtoBに強い。BtoCだけではなく、BtoBをしっかりとやっていきたいと思っています。そうするとBtoCでも、となってくると見ています。
2014年末と比較して2015年は1.8倍の顧客を獲得できました。買収効果が確実に出ていると思います。2016年は既に引き合いも多く、2倍以上の数字を見込んでいます。