ユーザーが望まないのに「Windows 7/8.1」マシンが自動的に「Windows 10」にアップデートされる不満に対して、自動アップデートを回避する新しい選択肢が加わった。
Gibson Researchの創業者で著名なソフトウェア開発者、Steve Gibson氏が無料のツール「Never 10」を開発した(リンクはPaul Thurrott氏の記事より)。
Never 10は自動アップデートを無効にするが、ユーザーが選択すれば再度有効にできる。
「Never 10の優れた点は、何か別のソフトウェアを一切インストールしないことだ。ユーザーに代わって必要なシステムの編集を迅速に行う」とGibson氏は説明している。
Windows 10アップデートを無効に設定する方法もあるが、これにはレジストリの編集が必要で、”普通の”ユーザーをターゲットとしたものではない。
Windows 10のアップデートをブロックするツールとして、すでに「GWX Control Panel」が公開されている。
Microsoftは計画通り、Windows 7/8.1のユーザーに対しWindows 10を推奨アップデートとしてプッシュしている。推奨される更新プログラムを自動アップデートするよう設定していた多数のユーザーが、マシンがWindows 10にアップデートされた(またはされかかっていた)ことを知って驚いていた(ユーザーはソフトウェア使用許諾契約に同意しなければWindows 7/8.1に戻ることができ、Windows 10がインストールされた後も30日間は戻ることができる)。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。