LANDesk、IT資産&セキュリティ管理ツールの最新版を提供

NO BUDGET

2016-04-04 07:00

 LANDesk Softwareは4月1日、IT資産&セキュリティ管理ツールの最新版「LANDESK Management&Security 2016」を提供開始した。「IT環境の可視化」「社内ITシステムの統合」「ユーザー体験の向上」「最新のセキュリティ」「ITの自動化」の5つを軸として“社内IT環境の最新化(Modernize your IT)”を図る。

 IT資産管理製品「LANDESK Management Suite 2016」、セキュリティ管理製品「LANDESK Security Suite 2016」、モバイルセキュリティ管理製品「Mobile Security Suite」の3製品から構成されている。

 最新版では、業務で利用されるデバイスの多様化を受け、iOSやAndroidのモバイルデバイス管理(MDM)機能を追加。1ユーザーライセンスあたり2台まで無償で利用できる。また、管理対象のプラットフォームが拡張された。Macの管理機能の強化、Linuxへのパッチ適用、Chromebookの管理などが可能になっている。

 アップデートされた主な機能は以下の通り。

MDMの統合

 iOSやAndroid OSに向けたMDMの機能がLANDESK Management Suiteと統合され、管理コンソールから利用可能。ポリシーを作成しそれをパッケージ化、適切なプラットフォームに適用できる。

セキュリティ管理者向けWorkspace(担当者専用の画面)の提供

 セキュリティ/ITオペレーションのプロフェッショナルが、現在のセキュリティ状況を監視・改善するために必要な情報を提供。脆弱性に対する各対策の優先順位を明確にして、対処することができる。

ソフトウェア展開プロジェクトの自動化

 最小のグループで始めるパイロットプロジェクトから、全社的に配布する大規模なプロジェクトなど、様々な段階のソフトウェア展開プロジェクトを自動化。

エンタープライズ向けのMac/Chromebook管理

 Macデバイス管理機能を拡張。またLinux向けのパッチ適用やChromebook管理が可能になり、様々なプラットフォームへの対応を実現。

Mobile Security Suite

 アプリケーションのラッピングや、セキュアな業務メール環境、セキュアブラウザの提供など、モバイルデバイスのセキュリティ強化のための新製品。LANDESK Management SuiteのMDM機能に追加して利用できるほか、スタンドアロンでも利用可能。

プロビジョニングおよび配布機能

 柔軟に利用可能なテンプレート、ハードウェア機種など条件付きのアクションが可能になり、複雑なプロビジョニング、配布作業がよりシンプルになる。

Xtraction(BIツール)の活用

 経営層向けに、社内の各システムから収集される情報を統合し、ビジネスの現場で価値のある情報を提供。

管理者向けコンソールのアップデート

 管理者向けのコンソールに100以上のチャートやグラフを追加。管理者に特化した“作業場”のようなビジュアルを提供するとともに、同時にデータをLANDESK Workspacesにも共有。

管理対象外のデバイスや紛失したデバイスの検知

 サブネット代表の選定を自動化し、それぞれのサブネット内でのデバイス検知のための管理コストを削減。

先進的な統合エンドポイント管理

 アプリケーションコントロール、ホワイトリスト登録、そしてブラックリスト登録のワークフローを改善するための、信頼できるファイルとアプリケーションの広大なコンテンツデータベースを提供。

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