QESは4月1日、Skyの企業、団体向けクライアント運用管理ソフトウェア「SKYSEA Client View」とスプライン・ネットワークの印刷イメージログ監視システム「PrintInsight」を連携したソフトウェア「PrintInsight for SKYSEA Client View」を開発し、販売を開始した。
参考税別価格は製品本体が1ライセンスあたり7900円、1年間の保守サポートが1ライセンスあたり1580円。
印刷イメージログ設定画面(QES提供)
- TechRepublic
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SKYSEA Client Viewは、クライアントPCをはじめ、さまざまなIT機器やソフトウェア資産を一元管理することで運用管理を支援し、より安全な情報漏えい対策やIT資産の有効活用を可能にするソフトウェア。一方のPrintInsightは、印刷物の中身をそのまま保存することで、ユーザーの印刷行動を把握、監視し、印刷文書からの情報漏えいを効果的に抑止することのできる、Windows対応の印刷イメージログ監視システム。
PrintInsight for SKYSEA Client Viewでは、この両製品を連携させることにより、SKYSEA Client Viewの管理画面からPrintInsightの設定、エージェント配布、ログの参照、印刷物の表示(PDFまたはXPS形式)、印刷文書に含まれるテキスト情報の取得、検索まで統合して行うことが可能となる。
主な特徴は以下の通り。
- SKYSEA Client Viewで収集されるクライアントPCの操作ログに加え、同じ管理画面上でクライアントPCから印刷したファイルのイメージや印刷データに含まれるテキスト情報を取得可能
- SKYSEA Client Viewの管理画面からPrintInsightエージェントの一斉配布、設定変更が可能となり、導入時の展開にかかる手間を削減
- SKYSEA Client Viewの組織グループを利用することで、部門ごとに印刷イメージログ取得期間やイメージ保管フォルダを指定することが可能
組織単位で設定が可能(QES提供)