Hewlett Packard Enterprise(HPE)は米国時間4月4日、ビッグデータやハイパフォーマンスコンピューティング向けの複数のサーバを発表するとともに、金融サービス業界向けワークステーションの提供を開始したと発表した。
「HPE Apollo 6500」は、ディープラーニング分野向けのサーバ製品であり、ハイパフォーマンスコンピューティング用のGPUである「NVIDIA Tesla」と「AMD FirePro」を採用している。
また「HPE Apollo 4520」は、階層化ストレージを実現するサーバ製品であり、ペタバイト規模のデータセットを念頭に置いて設計されている。この製品は、「Intel Xeon E5-2600 v4」プロセッサと「Intel Enterprise Edition for Lustre」をサポートしており、データ圧縮機能や並列処理機能を備えている。
さらに、垂直市場におけるHPEの強みをより幅広いものにしていく一環として同社は、金融サービス業界に特化したツールの提供も開始した。
金融サービス業界向けに追加されたソリューションは以下の通りだ。
- 「HPE Moonshot Mobile Workspace」:トレーダー向けのソリューション(上記写真)
- 「HPE Risk Compliant Archive」:データを移行することなく規制への準拠状況を把握するソリューション
- 「HPE Trade and Match Server」:レイテンシを最小限に抑えつつ、高速なトレード処理を実現するソリューション
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。