社内システムを「K5」に次々と移す
阪井 1つの大きな覚悟でした。2015年の2月に、富士通の640あるすべての社内システムをMetaArcの「K5」に移行するという方針を決定しました。今、どんどんK5に移行を進めている状況です。
私たち自身がすべての業務システムをクラウド上に載せ替える中で、いろいろなノウハウが溜まってきています。それをツール化してお客様に提供していく取り組みを始めています。
津田 クラウドのあるべき姿を真正面からとらえれば、そのようになるのですね。それが技術的にもできるようになってきたということですね。セキュリティ問題も性能問題も着実に改善していくと私は思っています。
それではMetaArcというコンセプトの中で、パブリッククラウドとプライベートクラウドの「K5」というものを打ち出したわけですが、どのような位置付けで、どのように展開されようとしているのでしょうか。