Boxは米国時間4月12日、欧州やアジアの地域内にデータを保存できるサービス「Box Zones」を発表した。Amazon Web Services(AWS)やIBMとの連携により実現する。
Box Zonesは、各地域のデータストレージに関する基準に対応し、顧客がコンテンツをまとめて、まずはドイツ、アイルランド、シンガポール、東京の各地域に保存できるようにするものだ。
さらにBoxは、Box Zonesで顧客ベースを世界的に拡大できるようになる。Boxの製品担当シニアバイスプレジデントChris Yeh氏は、同社がさらなる世界展開を図るためのより大規模なシステム構築の一環であると述べた。「当社は米国外で運営する顧客を以前より擁していたが、そうした顧客は米国内のデータセンターにデータを保存していた」と述べた。「Box Zonesの柔軟性を高めるため、この1年ほど取り組んできた」(Yeh氏)
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Box Zonesは、「Box KeySafe」や「Box Governance」と合わせて、エンタープライズが複数の手段でサービスを導入できるようにする。つまりBoxは、同社がストレージの企業ではなく、コラボレーションを強化するエンタープライズ向け機能を備えたコンテンツプラットフォームであるということを強く示している。
Boxによると、およそ5万7000社が同社のサービスを利用しているが、その多くが多国籍企業で、各地のデータに関する法を順守する必要があるという。
Boxはこれまでに「Office 365」やSalesforceのサービスと連携しており、Box Zonesもこれをサポートする。またBox Zonesは、「Amazon Simple Storage Service(S3)」サービスで5月に利用できるようになり、2016年中にIBMのクラウドにも展開される。
Box Zonesは今後もさらなるクラウドプロバイダーと連携する予定としている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。