Googleは米国時間4月13日、Androidの次期版「Android N」の最新の開発者向けプレビュー(Developer Preview 2)をリリースした。
Android N(Android 7.0)はAndroidの次期版で、Googleは3月に初回のDeveloper Previewをリリースしている。
新機能としては、最新の3DレンダリングAPIである「Vulkan」をサポートした。Vulkanは非営利の標準化団体Khronos Groupが中心となって策定するオープンな標準で、低いオーバーヘッドなどを特徴とする。Googleも仕様策定に参加している。
ランチャーでショートカットをサポートし、アプリによるショートカットの設定が可能となった。これにより、アプリのユーザーはよく利用するタスクや推奨タスクをすぐに使うことができるという。アプリはShortcutManager.setDynamicShortcutsとShortcutManager.addDynamicShortcutでショートカットをパブリッシュでき、ランチャーでは3〜5種類のショートカットを表示できるという。ショートカットの例として、コミュニケーションアプリで友達にメッセージを送信したり、地図アプリで自宅までの経路を表示したりすることが考えられるという。
Unicode 9の新しい絵文字もサポートした。より人間らしくなり、肌色も複数用意する。セルフィー(自撮り)など新しいデザインも加わった。
このほかAPIが一部変更されたほか、隠れたWiFiネットワークに接続できない問題、マルチウィンドウでの動画再生が停止する問題、Direct Replyが勝手に終了するバグなど多数の不具合も修正されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。