オラクル、クロスデバイスマッピング技術の新興企業Crosswise買収を発表

ZDNet Japan Staff 2016年04月18日 11時01分

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 Oracleは米国時間4月14日、機械学習ベースのデバイスマップ技術を開発するCrosswiseを買収することで合意したと発表した。Oracleのマーケティング分野向けのデータ・アズ・ア・サービス「Oracle Data Cloud」を強化する狙いだ。

 Crosswiseはイスラエルを拠点とするベンチャー企業。毎月数十億台ものユニークデバイスからユーザーとデバイスのアクティビティに関するペタバイト級のデータを収集し、高度なデータサイエンスと独自の機械学習技術を応用して、複数の端末を利用する同一ユーザーを結びつける「Device Map」を作成する。機械学習技術を利用することで、高精度で信頼できるデバイスマップを作成でき、マーケティング担当は複数の端末を利用するユーザーに対し一貫性のある広告やパーソナライズコンテンツを提供できるという。

 OracleはCrosswiseの技術を利用して「Oracle Data Cloud」を強化する。Oracle Data Cloudはマーケティング向けのデータサービスで、1500万以上のウェブサイトから30億以上のプロファイルを収集し、精度の高い「Oracle ID Graph」を提供する。企業はこれを利用してさまざまなメディアチャネルにおける顧客の振る舞いを理解できるという。Crosswiseの技術が加わることで、複数の端末を利用する顧客のデジタルでの行動の完全なビューを得られるとしている。

 複数の端末を利用するユーザーを特定するデバイスグラフはSAP HybrisやAdobe Systemsなども打ち出している。Adobeは3月末に「Device Co-op」を発表し、米国でプライベートベータの運用を開始している。

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