インメモリもBIも機械学習も単一製品で追加料金なしに提供

米Microsoft、データベースシステムチーム、パートナーPMマネージャーのLindsey Allen氏
SQL Server 2016は現在、製品候補版(RC2)を提供中。製品版は「間もなく提供」(日本マイクロソフト)する。発表会では、SQL Server 2016の優位性について、米MicrosoftでデータベースシステムチームパートナーPMマネージャーを務めるLindsey Allen氏が説明した。
新機能は、最初にクラウド版のSQL Serverに実装し、その後にパッケージ版に反映する。こうした流れによって機能が豊富で、なおかつ安定したデータベース製品になっているという。
全機能を含んだ単一のSKUであり、オプションなどの追加料金なしに利用できることも差異化ポイントだ。「BI(ビジネスインテリジェンス)、DWH(データウェアハウス)、インメモリーカラムストア、機械学習などがすべて同一製品に含まれる」(Allen氏)

同一製品のSKUでBIなど複数の機能を提供する
高速化にも注力している。「前版と比べて20~25%性能が上がった」(Allen氏)