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日本株展望

「決算リスク」に警戒しつつ、下落率の大きかった銘柄を狙え

ZDNet Japan Staff

2016-04-22 12:14

楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する

 4月21日の日経平均は、前日比457円高の1万7363円だった。米景気が堅調、中国景気に持ち直しの兆しがあることを好感して、世界的にリスク資産を買い戻す流れが出始めている。為替市場では、「リスクオフ」の円高圧力が低下し、少し円安に戻りつつある。

 米国・中国と、GDP規模で世界1位2位の経済大国で原油需要が増加しつつあることを受け、原油先物の反発が続いている。円安・原油高を好感して、日本株に外国人の買いが戻りつつある。

 ただし、4月22日の日本時間午前6時現在、為替は1ドル109.42円とやや円高になり、同時刻でCME日経平均先物(6月限)は、1万7235円に下がっている。

外国人についていく運用ならば今が買い時の可能性も

 21日に東証が発表した主体別売買動向によると、先週(4月11~15日)、外国人投資家は日本株を3849億円買い越した。外国人は、年初から日本株を13週連続で売り越した後、2週連続で買い越したことがわかった。今週も買い越しになる可能性が高いだろう。そうなると、外国人は4月に3週連続の買い越しとなる。

 4月13日の記事「外国人の売買動向を知る方法」で紹介した通り、日本株は外国人が買えば上がり、外国人が売れば下がる展開が20年以上続いている。

 4月25日週以降も外国人の買いが続くと考えるならば、今は日本株買い増しを考えるタイミングとなる。日本株ファンドマネージャーをやっていた25年間の大部分で、外国人についていくコバンザメ運用は鉄板の手法だったという。「情けないことを言うやつだ」と思われるかもしれないが、長い年月、ファンドマネージャーとして市場平均を上回る成績をあげることができたのは、外国人に逆らわない運用に徹していたからだ。

 外国人についていく運用で重要なのは、外国人の売買動向が変わる時で、今がそれに当たる。年初から13週連続で売っていた外国人が買ってきている。このまま買い越しのトレンドが続くのか、一時的な買いなのか、しっかり見極める必要がある。

 3週だけ買い越して、来週以降、売り越すならば、外国人の買いは「だまし」だったことになる。外国人の買いについていくつもりで、日本株を買ったら、来週、いきなり外国人の売りにぶつかるということもあり得る。「だまし」のリスクもあるので、一気に大きなポジジョンを動かすのは得策ではない。割安な日本株を少しだけ買ってみるという考えでよいだろう。

 外国人に「ついていく」のも結構、難しい判断が必要なものだ。

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