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Linux開発者、「Ubuntu 16.04」のsnapパッケージフォーマットのセキュリティに警告

Steven J. Vaughan-Nichols (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2016-04-25 10:56

 Canonicalが先週公開した「Ubuntu 16.04」の最新機能の1つが、アプリケーションパッケージフォーマットのsnapだ。

 CanonicalのUbuntuクライアントプラットフォーム製品とリリーストップのOlli Ries氏はUbuntu 16.04 LTSのリリースを発表する際、「snapアプリケーションはシステムの他の部分から分離されているため、snapパッケージのセキュリティメカニズムはUbuntuのすべての派生ディストリビューションで高速なイテレーション向けのプラットフォームとしての可能性が開ける」と説明していた。

 だが、Canonicalの主張は半分しか真実ではない、とCoreOSのセキュリティ開発者で有名なLinuxカーネル開発者のMatthew Garrett氏は指摘する。

 Ubuntuモバイル上でsnapパッケージを使うことは、確かにセキュリティの改善になるが、(X11ウィンドウシステムを使用する)デスクトップ上では「恐ろしい誤解を招く」とGarrett氏は警告する。

 「インストールしたsnapパッケージは、プライベートデータがどこにあってもそれほどの難しいことをせずに、複製が完全に可能だ」とGarrett氏は記している。

 Garrett氏はそれを示すため、概念実証の攻撃パッケージを構築した。最初に「可愛らしい」テディベアが現れ、Firefoxからのストロークのログをとり、これを利用してSSHプライベートキーを盗む。この概念実証は、無害のコマンドを挿入するが、SSHキーを盗むためのcURLセッションを入れるように調整できる。

 Garrett氏によると、snapがUbuntuデスクトップ上で安全性を確保できない理由は、X11ウィンドウシステムを使っている点にあるという。


Matthew Garrett氏
提供:ZDNet.com

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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