EMCジャパンは4月25日、ニフティと、「EMCビジネス パートナー プログラム for Cloud Service Provider(CSPプログラム、旧称:Velocityサービス プロバイダー パートナー プログラム)」の契約を締結したと発表した。
EMCジャパンのCSPプログラムは、システムインテグレーター、通信事業者、クラウドサービス事業者など、あらゆるタイプのクラウドサービスプロバイダーに対して、EMCが持つテクノロジ、マーケティング、営業リソースなどを提供し、ビジネス開発からサービス構築、営業活動まで、さまざまな形で支援するパートナープログラム。2012年より展開しており、今回のニフティは10社目のパートナー。
今回のパートナー契約により、両社は、EMCのストレージ技術を採用したニフティのクラウドサービスにおける技術開発、マーケティング、営業活動などで協業する。
具体的に推進していく内容は以下の2点。
- EMCジャパンのストレージ技術を採用したクラウドサービスの提供
- 両社の新規の顧客に対してニフティクラウドの営業活動およびマーケティング活動の実施
ニフティは今後、CSPプログラム契約締結により可能となる、両社の資産を生かしたサービス開発、マーケティング活動によって、より幅広い市場の需要に応えていくとしている。
一方、EMCは技術面でニフティのクラウドサービスを支えるだけでなく、市場へのアプローチの取り組みも共同で実施していくとのこと。