
2012年11月~2013年6月:Titan
米国のオークリッジ国立研究所に設置された「Titan」は、毎秒2京回を超える演算能力を持つスーパーコンピュータであり、気候変動や代替エネルギーなど、地球規模の課題の研究に活用された。
「Cray XK7」ベースのTitanは、合計56万640基の「AMD Opteron 6274」(2.2GHz)CPUと「NVIDIA K20X GPU」、710テラバイトのメモリを搭載しており、最大性能は2万7112.5テラフロップスに達し、その際の消費電力は8209KWだった。OSはLinuxをベースにCrayが開発したもので、ノード間のインターコネクトは「Cray Gemini」である。
提供:Oak Ridge National Laboratory