付録:PGEConsの活動報告
WG1 | 80コアサーバを使ったPostgreSQL 9.2のスケールアップ性能と、pgpool-IIやカスケードレプリケーション、Postgres-XCの3つのスケールアウト性能についての検証結果 |
WG2 | 異種DBMSからPostgreSQLへの移行を検応討する際に留意すべき事項や、難易度判断、調査方法などの項目について策定した14テーマのうち11テーマのガイドライン |
WG1 | 最新のPostgreSQL9.3を対象としたマルチコア性能特性を観測、さらにPostgreSQLのパーティショニング手法を活用して大規模データを扱った場合や、ストレージデバイスにSSDを採用した場合の性能向上効果を検証 |
WG2 | マルチバイトデータを含むデータ移行を想定した調査の掘り下げを行い、ストアドプロシージャ移行は調査対象製品を拡大し、PostgreSQLへの移行における性能チューニングとバージョンアップ運用に関する調査を実施 |
WG3 | システムの運用や保守サービスの要求に対して、PostgreSQLを活用したデータベースシステムにおける解決方法を整理し、PostgreSQLクラスタやストリーミング・レプリケーション、pgpool-IIなどの可用性構成のいくつかの実機検証と、バックアップや監視の特長や注意点を整理 |
WG1 | 最新の PostgreSQL9.4 を PostgreSQL 9.3と比較評価、同時に、9.4で改善されたWAL機能による性能向上を調査。仮想環境ではKVMとDockerを取り上げて、物理環境と比較して性能の傾向を把握し、それに基づいて適用領域について考察 |
WG2 | 「データベース移行後の試験」にフォーカスして調査を行うと同時に、異種DBMSからPostgreSQLへの移行を検証し、異種DBMS毎の試験手法と、PostgreSQLへの移行検証結果を考察 |
WG3 | 災害対策を想定したディザスタリカバリ(DR)サイトをPostgreSQLで実現する手法とそれぞれの特徴をまとめ、また、PCI-DSS要件に対するPostgreSQLの対応状況を調査するとともに対応手順と実現方法を整理 |
WG1 | 大規模DBへの適用性が向上した最新バージョン「PostgreSQL 9.5」におけるマルチコアCPUでのスケール性の性能検証、PostgreSQL9.5の新機能であるParallel vacuumとBRINインデックスの性能検証、プラットフォームとして、Redhat Enterprise Linuxの6と7を用いた場合の性能検証を実施した結果や考察を報告 |
WG2 | 新たなテーマとしてDBの選定基準を取り上げ、一般的にRDBMSに求められる技術・品質要件と、PostgreSQLの状況に関する調査結果を紹介。また、積極的なPostgreSQLの選定理由と成り得るPostgreSQLに固有な機能の調査結果も発表。さらにPostgreSQL9.5上での組み込み関数の移行に関する最新情報と、以前は移行を断念していた難易度”高”の関数についての移行検討結果を報告 |
WG3 | 周辺ツールであるデータベース管理ツールに焦点をあて、「性能監視」、「バックアップ」、「パーティショニング」、「実行計画制御」の4つのカテゴリについて調査、検証結果を発表。また、新たに公開された暗号化や監査に関して機能調査および性能検証を行った結果を実用への適性や留意するポイントとして報告 |