VRデバイスの認知度は45.4%、購入は3.7%--MMD研究所

NO BUDGET

2016-05-18 07:00

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 MMD研究所は5月2日、VR(バーチャルリアリティ)に関して実施した意識調査の結果を公表した。

 主な調査結果は以下の通り。

VRデバイスの認知度

 VRについて考えに近いものを聞いたところ「VRという言葉は、まったく知らなかった」が35.3%で最多だった。続いて「VRデバイス(ヘッドセット、ゴーグル)についても知っているが、興味がない」が21.0%、「VRデバイス(ヘッドセット、ゴーグル)についても知っていて、興味もある」が20.7%と続いた。


 これを認知から購入までのファネルで表すと「認知」64.7%、「商品認知」45.4%、「商品興味」24.4%と続き、実際の「購入・予約」まで至っているのは3.7%という結果となった。


VRのイメージ

 VRについて知っていると回答した1426人に対し、VRと聞いて最も自身のイメージに近いものについて聞くと「まるでその場にいるような体験ができる」が39.2%で最多となり、「3Dの迫力ある映像が楽しめる」が32.3%と続いた。


VRデバイスでやってみたいこと

 VRデバイスに興味があると回答した男女457人に対し、VRデバイスでやってみたいことを複数回答で聞いてみると、「臨場感のある3Dゲームの体験」が63.2%で最多となり、続いて「車や飛行機などを運転する体験」が50.3%、「観光地に訪れたかのような体験」が48.6%と続いた。


VRデバイス各製品の認知度と購入意向

 VRデバイスに興味のあると回答した男女457人に対し、VRデバイスで知っている製品について複数回答で聞いてみると、「PS VR」が最多で47.7%となり、続いて「Galaxy Gear VR」が26.7%、「Oculus Rift」が25.2%となった。


 続いて、1つでもVRデバイスを知っていると回答した人(N=282)を対象に、認知しているVRデバイスについてそれぞれ、購入意向を聞いてみると、「PS VR」が41.5%、続いて「Oculus Rift」が13.8%、「Galaxy Gear VR」が10.6%、となった。


 調査は4月22日~4月27日にインターネットで実施し、回答者は15歳以上59歳以下の男女2204人だった。

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