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日本株展望

トヨタが1兆1539億円の営業減益予想を発表 - (page 2)

ZDNet Japan Staff

2016-05-12 11:22

2017年3月期経常利益(会社予想)で増減益額が大きい企業

 東証1部で11日までに3月決算を発表した715社で集計すると以下の通りだ。

2017年3月期の連結経常利益(会社予想)で増益額の大きい10社

2017年3月期の連結経常利益(会社予想)で増益額の大きい10社
(注:SECやIFRSを採用する企業は連結税前利益を経常利益とみなす。楽天証券経済研究所が作成)

2017年3月期の連結経常利益(会社予想)で減益額の大きい10社

2017年3月期の連結経常利益(会社予想)で減益額の大きい10社
(注:SECやIFRSを採用する企業は連結税前利益を経常利益とみなす。楽天証券経済研究所が作成)

 増益貢献の大きい銘柄のほとんどが、2016年3月期にあった資源関連の減損や在庫評価損がなくなる効果だ。増益貢献が一番大きいJXは、前期の在庫影響(マイナス2695億円:高値の原油在庫を抱えることによる収益悪化)がなくなる効果が、2017年3月期の経常利益の増加要因となる。

 貢献度第4位の出光も同じで、原油の高値在庫がなくなる効果が主な増益要因となる。伊藤忠と丸紅は、主に資源権益の減損がなくなる効果が増益に寄与する。今年に入ってから、原油を始めとした資源が一斉に反発しつつあることが、日本企業の2017年3月期の増益に貢献していることがわかる。

 減益額が大きい方では、トヨタや小松製作所、マツダなど輸出企業が上位に入っている。円高が大きな減益要因となっている。また、電力・ガスも減益額上位に入っている。2016年3月期、電力・ガス業界は原料安(LNG価格の低下)が増益要因になったが、2017年3月期は原料安を受けた料金の引き下げが主な減益要因になる。

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