日立2015年度決算、情報・通信システムは売上高3.7%増--全体を上回る成長

羽野三千世 (編集部) 2016年05月13日 17時06分

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 日立製作所は5月13日、2016年3月期の連結決算(国際会計基準)を発表した。全体の売上高は10兆343億500万円(前期比2.7%増)、営業利益は6348億6900万円(同1.0%減)。システムインテグレーション(SI)、クラウドサービズ、サーバ、ストレージ、通信ネットワーク、ATMを含む「情報・通信システム」事業の売上高は2兆1093億2100万円(同3.7%増)、営業利益は1413億1200万円(同4.5%増)となった。

 同社は情報・通信システム事業については、サブセグメントとして金融、公共、流通、社会インフラ(電力、交通、通信)向けのSIやソフトウェア販売、コンサルティング、保守・メンテナンスなどを含む「システムソリューション」、サーバ、ストレージ、通信ネットワーク関連機器と関連ソフトウェアの販売、保守・メンテナンスを含む「プラットフォーム」の業績を公開している。さらに、プラットフォーム事業に含まれるストレージ製品の売上高を「ストレージソリューション」として開示している。

 システムソリューション事業は、金融システム分野を中心に好調に推移し、売上高は1兆2879億円と同4%増加、営業利益は同238億円増加の1015億円だった。プラットフォーム事業では、売上高は前期並みの1兆194億円、営業利益は同180億円減少し396億円。ストレージソリューション事業は為替影響により売上高5100億円と同5%増加した。

 2017年3月期の連結業績予想は、全体では売上高9兆円(2016年3月期比10.3%減)、営業利益5400億円(同14.9%減)。情報・通信システム事業の業績予想は、売上高2兆400億円と同3%減少を見込む。

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