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日本株展望

原油価格の反発はいつまで続くのか?

ZDNet Japan Staff

2016-05-18 10:37

 5月17日の日経平均株価は、前日比186円高の1万6652円だった。為替が1ドル109円台の前半へ、やや円安に進んだことが好感された。また、原油価格が予想以上に堅調であることも追い風となっている。資源価格の反発が続けば、今期の日本企業の業績を押し上げる要因となる。

 世界経済に不安の種は尽きず、原油が反落することを懸念する声もあるが、最近、米シェールオイルの供給減少、原油価格が下がったことによる世界需要増加を材料として、一部に原油強気説も復活している。このことについて、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

原油先物の反発が続いていることは、世界景気に追い風

 2015年、原油急落ショックが世界の金融市場に大きなマイナス影響を及ぼした。産油国があわてて世界中の株を売りまくったことが記憶に新しいところだ。原油急落で、世界景気が悪化する不安も高まった。

 2016年に入って原油が反発しているので、世界中の投資家はとりあえずほっとしただろう。このまま順調に原油反発が続けば、世界景気に好影響をもたらすと思われる。

WTI原油先物(期近)の動き:2014年4月1日~2016年5月17日

(出所:シェールオイル生産コストは楽天証券経済研究所の推定)
(出所:シェールオイル生産コストは楽天証券経済研究所の推定)

 今の世界経済には、資源安ショックの影響で下方圧力がかかっている。資源国の景気が悪化しているだけでなく、資源輸入国の景気も資源安ショックの影響で悪化している。日本は、長い目で見れば資源安の恩恵を最も受ける国だが、短期的には資源安で大きなダメージを受けている。

 2016年3月期の企業業績は、資源安の影響から大きく下ぶれした。資源権益の減損、資源の高値在庫の評価損に加え、資源国でのビジネス悪化が下ぶれ要因となった。2017年3月期は、資源価格が反発していることが増益要因となる。資源安で前期落ち込んだ利益が回復する。

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