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日本株展望

米景気は持ち直し、日本の1~3月GDPは予想以上

ZDNet Japan Staff

2016-05-19 11:00

 5月18日の日経平均は、前日比8円安の1万6644円だった。為替が1ドル109円台の前半でやや膠着していることから、日経平均も大きくは動かなかった。

 円高材料(1~3月の日本のGDPが予想以上で6月の追加緩和期待が低下したこと)と、ドル高材料(最近発表の4月の米景気指標が強めであること)が両方出ていることから、為替は円高にも円安にも大きくは動けなかった。このことについて、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

 19日の日本時間午前6時現在、為替は1ドル110.20円。同時刻のCME日経平均先物(6月限)は1万6725円だ。

4月の米景気指標は好調

 4月の米景気指標を見ると、1~3月に失速した米景気が、やや持ち直していることを示している。4月の雇用統計(非農業部門雇用者数)が弱く、米景気の先行きに不安が生じたが、雇用統計以外の指標は、おおむね好調だ。

  1. 4月の米鉱工業生産指数は前月比0.7%増で、市場予想の0.3%増を上回った
  2. 4月の米小売売上高は前月比1.3%増で、市場予想の0.8%増を上回った
  3. 4月のCPI(消費者物価指数)は前月比0.4%増で、市場予想の0.3%増を上回った

 1~3月の米景気が失速したことを受けて、米FRBは当分、利上げができないとの見通しが広がっていたが、4月の米景気に持ち直しの兆しが出ていることを受け、年内に利上げが可能との見方が復活している。

 5月18日時点のブルームバーグ調べでは、年末までにFFレートが何回引き上げられるかについての市場予想は以下の通りだ。

  • 1回も引き上げなし→35.4%
  • 0.25%の利上げを1回だけ→41.8%
  • 0.25%の利上げを2回→18.6%
  • 0.25%の利上げを3回→3.9%
  • 0.25%の利上げを4回→0.4%

 米利上げ回数が多ければ多いほど、日米金利差が開き、ドル高(円安)が進む。ラフなイメージでは、年内の米利上げ回数がゼロならば為替は1ドル100~110円、1回ならば105~115円、2回以上ならば110~120円で推移するイメージだ。楽天証券経済研究所では、米利上げは年内1回と予想している。

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