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日本株展望

日経平均の投資判断は強弱材料が拮抗--大きくは動きにくい

ZDNet Japan Staff

2016-05-23 11:15

楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジスト 窪田真之氏の見解を紹介する

 5月16日週の日経平均は、1週間で324円上昇して1万6736円となった。1ドル110円台まで円安が進んだことが好感された。

 米景気が4月から持ち直していることを示す景気指標の発表が続いたこと、18日に公表された4月のFOMC(米金融政策決定会合)議事録に6月利上げを示唆する内容が含まれていたこと、米国各地の連銀総裁が6月利上げに前向きな発言を繰り返したことが円安要因となった。

 ただし、米国内では共和党の大統領候補Donald Trump氏が、利上げを進める米FRB(連邦準備制度理事会)を非難し、「大統領になったらYellenFRB議長は再任しない」と述べるなど、米国の政治情勢を見ると、すんなり利上げを実施できるかわからない状況だ。

 為替・日経平均とも、やや膠着感が出ている。5月23日週も上下とも大きくは動きにくい展開が続くという見解を示している。

日経平均は、当面ボックス圏で推移する見込み

日経平均週足:2015年1月~2016年5月(20日まで)

(出所:楽天証券マーケットスピードより窪田氏が作成)
(出所:楽天証券マーケットスピードより窪田氏が作成)

 年初来、荒れ相場が続いてきたが、最近、ようやく値動きが落ち着いてきた。週足チャートを見ると、日経平均で1万6500~1万7000円を中心としてボックス圏に収束しつつあるように思われる。ここは過度に悲観的にならず、景気・企業業績の先行きを見極めていく必要があるだろう。

 移動平均線を見ると、13週移動平均線が上昇に転じているが、26週移動平均線は下落が続いている。移動平均線から見ると、投資判断は「中立」となる。しばらく、強弱感が拮抗し、大きくは上下とも動きにくい状況が見込まれる。

 なお、日経平均の13・26週移動平均線を使ったシンプルなテクニカル分析については、4月12日の記事「株式相場は長期は企業業績、短期は需給で動く 」をご参照いただきたい。

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