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日本株展望

為替連動相場が続く--米6月利上げはあるか?

ZDNet Japan Staff

2016-05-24 12:12

 5月23日の日経平均は、前日比81円安の1万6654円だった。5月16日週末、麻生財務相が「消費増税は予定通り実施する」と発言したこと、為替が1ドル109円台の半ばへやや円高に進んだことが売り材料となった。午前中に、一時318円安の1万6417円まで売られたが、大引けにかけて下げ幅を縮小した。為替・日経平均とも方向感なく、やや膠着色が出ている状況は変わらなかった。

 円高で株安、円安で株高の為替連動相場が続いている。6月にも米利上げが実施されれば、円安・株高の芽が出てくる。今回は、その可能性について、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏が現状わかっていることをまとめる。

為替連動相場が続いている

ドル円為替レートと日経平均の動き:2016年1月~5月20日まで)

(注:楽天証券経済研究所が作成)
(注:楽天証券経済研究所が作成)

4月の米景気持ち直しは本物か?

 4月の米景気指標を見ると、1~3月に失速した米景気が、やや持ち直していることを示している。4月の雇用統計(非農業部門雇用者数)が弱かったことを除くと、その他の指標は好調だ。

(1)4月のISM景況指数は好調

 50を割っていた製造業が3月に続き4月も50を上回った。好調が続く非製造業は、3月・4月と上昇した。

ISM製造業・非製造業景況指数の推移:2014年1月~2016年4月

(出所:米ISM供給管理公社)
(出所:米ISM供給管理公社)

(2)4月の雇用統計は弱かった

 注目度が高い非農業部門の雇用者増加数(前月比)が、景気好調と判断される20万人増を下回り、16万人増だった。失業率は低水準だが、さらなる低下とはならなかった。

米雇用統計:2014年1月~2016年4月

(出所:米労働省)
(出所:米労働省)

(3)4月の小売売上高・鉱工業生産が回復

小売売上高(前月比)と鉱工業生産(前月比):2015年1月~2016年4月

(出所:小売売上高は米商務省、鉱工業生産は米FRB)
(出所:小売売上高は米商務省、鉱工業生産は米FRB)

(4)米インフレ率は上昇基調

 ドル安と原油反発を受けて、CPI(消費者物価指数)は上昇基調だ。

米CPIコア指数と総合指数(前年比):2015年1月~2016年4月

(出所:米労働省)
(出所:米労働省)

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