Nutanixは、中規模以上の企業がCitrixベースの仮想デスクトップを容易に実装できるようにする統合ソリューション「InstantON VDI for Citrix」を発表した。
Citrixが開催中の年次イベント「Citrix Synergy」で、NutanixはInstantON VDI for Citrixの詳細を明らかにした。同製品は、Citrixの「XenDesktop VDI Edition」、およびCitrixのMachine Creation Services(MCS)が統合されたNutanixのクラウドプラットフォームなどを含み、価格は3年サポート付きで1デスクトップあたり約415ドル。なおGartnerによると、エンドユーザーのコンピューティングコストは年1015ドルだという。
Citrixとの仮想デスクトップバンドルにより、仮想デスクトップの価格が低くなり、企業は複数のエンドポイントをサポートできるというのがNutanixの主張だ。Nutanixは報道発表で、「Raspberry Pi」ベースのデバイス上でも動くとしている。
InstantON VDI for Citrixの特徴は以下のようになる。
- NutanixのAHV仮想化技術をバンドルすることで、企業はサーバ仮想化の出費や管理が不要になる。
- 最少300ユーザーから数千単位まで拡張できる。
- 平均実装時間は4時間。
- 6月に提供を開始する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。