文字通り「クール」!--北極圏を間近に望むHydro66のデータセンター - 3/13

Toby Wolpe (ZDNet UK) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2016-05-29 06:00

 英国のデータセンター企業Hydro66がスウェーデンに建設したデータセンターは、北極圏からおよそ50マイル(約80km)という場所にある。ここでは、冬場の外気温が摂氏マイナス25度になることもしばしばであるため、機器を冷却し続ける手段はさほど大きな問題とならない。

主な建屋

 これは、データセンター全体の航空写真だ。オフィスのある建屋(写真上部の黒い屋根の建物)からインフラエリア(電力や冷却等のサポート設備を収納する区画)が写真下に向かって伸び、そこをバックボーンとしてデータホール(サーバや通信機器が設置される区画)が写真左右に向かって伸びている。この2つのデータホールはそれぞれ、面積が500平方メートル、消費電力が1.6MWとなっている。

 現在の建物は、建築計画の最初の段階でしかない。今後、2018年までに数段階にわたる増築が予定されている。インフラエリアの増築とともに、さらに12のデータホールが建築される予定だ。これにより、データセンター業務に直接使用される建屋は面積が合計で1万2000平方メートル、総容量は40MWとなる。

 施設はエコ認定を受けているだけでなく、カーボンフットプリントがマイナスである現地の建材を利用している。

主な建屋

 これは、データセンター全体の航空写真だ。オフィスのある建屋(写真上部の黒い屋根の建物)からインフラエリア(電力や冷却等のサポート設備を収納する区画)が写真下に向かって伸び、そこをバックボーンとしてデータホール(サーバや通信機器が設置される区画)が写真左右に向かって伸びている。この2つのデータホールはそれぞれ、面積が500平方メートル、消費電力が1.6MWとなっている。

 現在の建物は、建築計画の最初の段階でしかない。今後、2018年までに数段階にわたる増築が予定されている。インフラエリアの増築とともに、さらに12のデータホールが建築される予定だ。これにより、データセンター業務に直接使用される建屋は面積が合計で1万2000平方メートル、総容量は40MWとなる。

 施設はエコ認定を受けているだけでなく、カーボンフットプリントがマイナスである現地の建材を利用している。

提供:Hydro 66

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