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日本株展望

グローバル比較でみる日本株式の割安感--G7サミットを受けた政策発動に注目 - (page 2)

ZDNet Japan Staff

2016-05-27 11:09

そもそも日本株には出遅れ感が強い

 今後の国内株式の基調を占う上で考慮したい事象の1つに、年初来の国際比較で日本株が「出遅れ感」を顕著にしてきたことが挙げられる。世界の機関投資家が運用ベンチマークとして使用することが多いMSCI指数を使い比較してみると一目瞭然だ。(図表2を参照)

 2016年に入り、世界的な景況感鈍化、為替の円高進行、リスクオフ(回避)を受けた外国人投資家による売り圧力を受け、「グローバル景況感と為替相場の変化に敏感な市場」と言われる日本株式は世界市場の中で劣後してきた。換言すれば、外部環境が改善に向かえば、出遅れを解消する動きが優勢となることも期待できそうだ。

図表2:主要株式市場の年初来推移(2016年初=100、MSCI指数ベース)

(出所)MSCI指数、Bloombergのデータより楽天証券研究所作成 (2016年5月25日時点)
(出所)MSCI指数、Bloombergのデータより楽天証券研究所作成
(2016年5月25日時点)

グローバル比較でみる日本株式の割安感

 国際比較でみた日本株式の割安感が注目される可能性にも注目したい。MSCI指数をベースに、各国の予想PER(株価収益率=株価÷指数ベースの予想1株当り利益)、予想PBR(株価純資産倍率=株価÷指数ベースの予想1株当り純資産)、予想配当利回りスプレッド(指数ベースの予想配当利回り-10年国債利回り)を比較すると、バリュエーション面で日本株式の割安感がみてとれる(図表3を参照)。

 特に、予想PERで約13.2倍、予想PBRで約1.1倍程度に留まっている日本の株価水準は、長期実績と比較しても割安ゾーンにあると言える。史上初めてマイナス圏に水没した10年国債利回りを勘案すれば、配当利回り面の投資魅力も鮮明にみえる。

図表3:主要先進国株式のバリュエーション比較(MSCI指数ベース)

(出所)MSCI指数、Bloombergのデータより楽天証券研究所作成
(出所)MSCI指数、Bloombergのデータより楽天証券研究所作成

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