サイバーセキュリティ事業で提携--サーバーワークスと三井物産セキュア

NO BUDGET

2016-06-02 15:51

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 サーバーワークスは6月1日、三井物産セキュアディレクション(MBSD)と業務提携し、米Alert LogicとMBSDが提供する各種セキュリティサービスの取り扱いを夏に開始すると発表した。サービス提供は7月末から。

 業務提携により、サーバーワークスは、Amazon Web Services(AWS)上で稼働するユーザー環境の脆弱性リスク診断、構成情報管理サービスから、MBSDのセキュリティオペレーションセンター(SOC)を活用した24時間365日対応の監視サービスまで、クラウドに最適化した「サービスとしてのセキュリティ」を一括で提供する。

 サービスの概要は以下の通り。

システム構成レビューサービス

 1400以上のAWSプロジェクトを実施してきたサーバーワークスの知見を集め、AWSを利用する上で守るべきポイントとルールを集約したポリシーセットテンプレートと、ポリシーにのっとった構成になっていることを自動的にレビューするサービスを提供する。

 これにより、AWSのプレミアコンサルティングパートナーが提供する「SW1」運用レベルで、AWS環境を運用できるようになる。

脆弱性診断サービス

 AWS環境上で稼働するユーザーのアプリケーションやワークロードを保護するための、脆弱性リスク診断と構成情報管理サービス。ユーザー環境から収集したホスト・サービス情報をもとに、サービスとネットワークのトポロジーを可視化し、脆弱性リスクと構成・設定項目をチェックする。

IDS/WAF/SIEM+SOCによる24時間365日の監視サービス

 ユーザー環境のさまざまなイベント、ログ情報をリアルタイムに収集し、ビッグデータを相関分析、解析し、インシデントレベルを自動判定。MBSDの専任セキュリティスペシャリストによる24時間365日対応の脅威解析を行い、継続的なセキュリティプロテクションを実現する。

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