サーバーワークスは6月1日、三井物産セキュアディレクション(MBSD)と業務提携し、米Alert LogicとMBSDが提供する各種セキュリティサービスの取り扱いを夏に開始すると発表した。サービス提供は7月末から。
業務提携により、サーバーワークスは、Amazon Web Services(AWS)上で稼働するユーザー環境の脆弱性リスク診断、構成情報管理サービスから、MBSDのセキュリティオペレーションセンター(SOC)を活用した24時間365日対応の監視サービスまで、クラウドに最適化した「サービスとしてのセキュリティ」を一括で提供する。
サービスの概要は以下の通り。
システム構成レビューサービス
1400以上のAWSプロジェクトを実施してきたサーバーワークスの知見を集め、AWSを利用する上で守るべきポイントとルールを集約したポリシーセットテンプレートと、ポリシーにのっとった構成になっていることを自動的にレビューするサービスを提供する。
これにより、AWSのプレミアコンサルティングパートナーが提供する「SW1」運用レベルで、AWS環境を運用できるようになる。
脆弱性診断サービス
AWS環境上で稼働するユーザーのアプリケーションやワークロードを保護するための、脆弱性リスク診断と構成情報管理サービス。ユーザー環境から収集したホスト・サービス情報をもとに、サービスとネットワークのトポロジーを可視化し、脆弱性リスクと構成・設定項目をチェックする。
IDS/WAF/SIEM+SOCによる24時間365日の監視サービス
ユーザー環境のさまざまなイベント、ログ情報をリアルタイムに収集し、ビッグデータを相関分析、解析し、インシデントレベルを自動判定。MBSDの専任セキュリティスペシャリストによる24時間365日対応の脅威解析を行い、継続的なセキュリティプロテクションを実現する。