Hewlett Packard Enterprise(HPE)が6月7日から3日間、米ラスベガスで年次イベント「HPE Discover 2016」を開催した。HPEとしての米Discoverは今年が初めて。世界から1万1000人が集まった。フロア面積は4万平方メートル超、セッション数は前年の倍に増えた。

2015年5月に買収した無線LANソリューションAruba Networksのエリアでは、”Collaborate Cube”が登場。コラボレーションというと遠隔からに注目が集まる中、Microsoft、Citrix Systemsと共同で物理的なコラボレーションを提案する。登録者がCube内に入るとBeacon技術を利用してその人を認識し、「ようこそ」と画面が切り替わり、部屋のライトが変わったり、部屋の中のデジタルサイネージのメッセージも切り替わる。Surface端末上でSkype for Businessを利用できるようになる。コンセプトは3月に発表しており、顧客にアーリーアクセスプログラムを展開中。