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日本株展望

好配当利回り株への投資を今どう考えるべきか

ZDNet Japan Staff

2016-06-23 11:07

 6月22日の日経平均は103円安の1万6065円だった。23日の日本時間午前6時現在、為替は1ドル104.55円で、CME日経平均先物(9月限)は1万5930円。

 英国のEU離脱(Brexit、ブレグジット)リスクは低下したと楽観的にとらえるムードが出ているが、それにもかかわらず円安があまり進まないことから、「ブレグジットがなくても円高トライは続く」との見方が出て、日経平均の上値を押さえている。このことについて、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

英国民投票の開票は日本時間で24日午前6時より開始

 早ければ、日本時間で24日午前中にも大勢が判明する見込みだ。過去の英国民投票では、土壇場で浮動票が「現状維持」に流れる傾向が見られることから、現在の世論調査で賛否が拮抗していても、最後は「ブレグジットなし」の結論が出ると予想する向きが増えている。つまり、ブレグジットなしの結果が出ても、サプライズ(驚き)は大きくないと考えられる。

 一方、「ブレグジット決定」の結果が出ると、それは市場にとってサプライズ(驚き)となり、円高→株安の反応が大きくなりそうだが、その可能性は低いと思われる。24日には結果が出るので、その結果を見守りたい。

 ブレグジットなしの結果が出た場合、それで世界を巻き込んだ英国イベントはいったん終息するが、それで世界経済への不安が解消するわけではない。多くのリスクの1つに結論が出るだけのことだ。他にも気にしなければならないリスクはたくさん残っている。

 「7月に米利上げはあるか? 日銀の追加緩和はあるか? 日米金融政策を受けて為替はどう動くか? 米大統領選の情勢はどう変化するか?中国経済はどうなるか?」などなど、これからも日本株を乱高下させる材料には事欠かない。

日本株は割安になっているが世界経済の不安は払拭できない

 このような時、日本株への投資をどう考えたらよいだろうか。日本株は、株価収益率(PER)や株価純資産倍率(PBR)、配当利回りなどから見て割安になってきている。特に注目できるのは予想配当利回りの高い銘柄が増えていることだ。

 短期的な下値波乱に耐えて、投資できる資金のある方は、少しずつ時間分散しながら日本株の買い増しを始めてもいいかもしれない。まず大型の好配当利回り株から投資を始めたらよいだろう。

 ただ、すでに日本株をたくさんお持ちの方は、世界経済のリスクがいろいろ残っているので、まだ様子見を続けた方がいいかもしれない。

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