MSとAWSのクラウド製品、米連邦政府のFedRAMPで最高レベルのセキュリティ認証を取得

Mary Jo Foley (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部 2016年06月27日 11時13分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 MicrosoftとAmazonはそれぞれ米国時間6月23日に、自社の政府機関向けクラウド製品が、米連邦政府によるFederal Risk and Authorization Management Program(FedRAMP)で最高レベルのセキュリティ認証を取得したと相次いで発表した。

 Microsoftの「Azure Government」とAmazonの「AWS GovCloud」はいずれも、FedRAMPのHigh Impact Baseline(高レベルのベースライン要件)におけるProvisional Authority to Operate(P-ATO)認証を、その認定委員会から取得した。これはFedRAMPにおける最高レベルの認証であり、米政府による最も厳しいセキュリティ要件を満たしているクラウドであることを証明するものだ。

 またMicrosoftは、FedRAMPのHigh(高レベル)認定を受けた同社のクラウドサービスが13種類になったとも発表した。これには「Azure Key Vault」や「Express Route」「Web Apps」が含まれている。

 同社は20日にも、Azure Governmentでの「Microsoft Azure Premium Storage」のサポートと、あらかじめ設定された複数の仮想マシン(VM)イメージの追加を発表していた。

 これらのVMイメージは以下の通りだ。

  • 「Windows Server Remote Desktop Session Host on Windows Server 2012 R2」
  • 「Windows Server Remote Desktop Session Host with Microsoft Office 365 ProPlus」
  • 「SharePoint Server 2016 Trial」
  • 「Visual Studio Enterprise 2015 Update 2 with Azure SDK 2.9 on Windows Server 2012 R2」

 同社は2014年12月に、米政府機関の顧客に対してAzure Government(開発コード名:Fairfax」)の提供を開始していた。

 Azure Governmentは、政府機関(連邦や州、地方政府、部族の機関、および米国防総省(DoD))や、再販企業、ソリューションプロバイダー向けのサービスだ。Azure Governmentが稼働するデータセンターの安全性の確保と運用、サポートは、身元調査の行われた米国籍保持者によって行われる。また、顧客のデータやコンテンツ、組織のデータ、ハードウェア、ネットワーク、物理的なインフラ、サポート担当者はすべて、米国本土に常駐している。さらに、ワシントンD.C.とその周辺地域の顧客に対する高速接続を実現するために、地理的に近い専用のEast Coast(東海岸)リージョンも用意されている。

 Azure Government関連の認証について同社は23日、以下の内容も発表している。

  • Azure Governmentは米国防情報システム局(DISA)によるImpact Level 4 Provisional Authorizationを取得した。この認証はIaaSとPaaSの双方のサービスに適用され、これによりDoDのすべての顧客とパートナーは、統制された、機密性のない情報を扱う際にAzure Governmentを利用できるようになる。
  • Azure Governmentは国際武器取引規制(ITAR)にも対応するようになった。これにより、ITARが規制しているデータの保管や処理にかかわる顧客やパートナーは、当該データ要件への準拠が可能になる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
シェアリングエコノミーの衝撃
デジタル“失敗学”
コンサルティング現場のカラクリ
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「展望2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
エンドポイントセキュリティの4つの「基礎」
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
ネットワークセキュリティの要諦
セキュリティの論点
スペシャル
エンタープライズAIの隆盛
インシュアテックで変わる保険業界
顧客は勝手に育たない--MAツール導入の心得
「ひとり情シス」の本当のところ
ざっくり解決!SNS担当者お悩み相談室
生産性向上に効くビジネスITツール最前線
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell Technologies World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
吉田行男「より賢く活用するためのOSS最新動向」
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
日本株展望
企業決算
このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]