Microsoftは、サポートするすべての端末(PC、タブレット、「Windows Phone」、「Surface Hub」、「Xbox One」、「Internet of Things」対応機器、「HoloLens」)を対象にWindows 10 Anniversary Updateを8月2日に提供することを目指していると、同社のWindows and Devices Group担当エグゼクティブバイスプレジデントを務めるTerry Myerson氏は述べた。
Windows 10が稼働する端末は現時点で3億5000万台を超えており(5月初旬は3億台だった)、これらのユーザーがアップデートの対象となる。これらのユーザーはAnniversary Updateを無償で入手できる。Anniversary Updateのリテール版や、Anniversary Updateがプリロードされた新しい端末を購入することも可能だ。「Windows 7」と「Windows 8.X」のユーザーは、7月29日まで無償でWindows 10にアップデートできるが、アップデートしない場合は、Windows 10搭載の新しい端末か、Windows 10のリテール版を購入しなければ、Anniversary Updateを入手できない。
筆者は先週、同アップデートについてMyerson氏と話す機会があった。同氏によると、Anniversary Updateには主な新機能が6つ搭載されているという。6つとは、エンタープライズセキュリティ機能の強化、「Edge」ブラウザの改良(拡張機能のサポートなど)、手書きのノートや付箋を作成できる「Windows Ink」、「Cortana」の強化、クロスデバイスゲームのサポートである。