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日立など、IICに共同提案した製造業向けIoTテストベッドが承認

NO BUDGET

2016-07-04 11:28

 日立製作所や三菱電機、インテルの3社はモノのインターネット(IoT)の普及団体であるIndustrial Internet Consortium(IIC)に次世代ファクトリーの“テストベッド(Factory Automation Platform as a Service TestBed=FA PaaS TestBed)”を共同で提案し、承認されたことを6月30日に発表した。

 テストベッドは、IICの参照モデルに準拠した検証用プラットフォームであり、現実に近い環境で試験することを指す。今回のテストベッドでは、三菱電機とインテルが協力して製造現場のFAと業務システムのITをシームレスに統合する、オープンなIoTプラットフォームを検証する。

 FA環境とサービスプラットフォーム層のセキュアな接続を検証するとともに製造現場の視点での機能や業務データフローの有効性の検証を2017年6月までに完了させ、その後IIC会員企業やユーザー企業とのユースケースを検証する予定。日立は検証成果をIoTプラットフォーム「Lumada」に取り込んでユーザー企業やパートナー企業とともに新しい製品やサービスの開発に生かす。

IICテストベッドの概要(日立製作所提供)
IICテストベッドの概要(日立製作所提供)
LumadaでのIICテストベッドの位置付け(日立製作所提供)
LumadaでのIICテストベッドの位置付け(日立製作所提供)

 今回のテストベッドは、次世代ファクトリー分野を対象にFA機器との通信とFAアプリ固有の機能提供を担うFAエッジデバイス、FA環境とサービスプラットフォーム層をセキュアに接続するIoTゲートウェイ、IoTヘッドエンド、ビッグデータ処理などを担うIoTデータ処理基盤で構成される。テストベッドで検証するIoTプラットフォームは、FA環境とサービスプラットフォーム層が統合された環境を利用できるようにすることで次世代ファクトリー分野のアプリケーション開発を加速できるのが特徴と説明する。

 テストベッドで日立は、IoTデータ処理基盤やIoTヘッドエンドなどのIT関連製品、テストベッドの各機器を連携させるソフトウェアなどを提供、全体のシステムを統合する。三菱電機はFAエッジデバイス、アプリケーション、設備機械をシーケンス制御するコントローラ(Programmable Logic Controller:PLC)、駆動装置などのFA環境をインテルがIoTゲートウェイ機器やIICとの調整サポートを担当する。

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