コミュニクラウドジャパンは7月1日、クラウドビデオ会議サービス「InViewUC」の国内提供を開始すると発表した。費用は1ホストライセンスあたり月額1万4800円。最低5ライセンスから契約できる。1会議あたり最大25端末まで接続可能で、開催回数に制限はない。
コミュニクラウドジャパンの本社であるCommunicloudは、オーストラリアを中心に200社以上の顧客にオンライン会議サービスを提供している。InViewUCは、インターネット経由で映像、音声、資料をやり取りできるクラウドタイプのビデオ会議接続サービス。ビデオ会議に必要なインフラ機能をクラウドから提供し、多地点接続装置(MCU)などのサーバ機器の購入や運用が不要。
それぞれの主催者(ホスト)に専用のバーチャル会議室が提供され、24時間いつでも好きな時にビデオ会議を開催できる点が特徴という。操作方法を簡素化し、主催者は予約なしで利用でき、参加者はライセンス不要で参加可能のため社外とのビデオ会議も容易に行える。

InViewUC利用イメージ(コミュニクラウドジャパン提供)
端末としては、Polycom、Cisco Systems、Lifesizeなどのビデオ会議端末をはじめ、PC、スマートフォン、タブレット、「Skype for Business」といったさまざまなデバイスやアプリからの接続をサポート。アジアパシフィック地域で唯一、Polycomのクラウドパートナー(Polycom-powered Video-as-a-Service(VaaS)Partner)として認定されているという。
企業は出張や移動時間の削減による従業員の生産性向上、残業削減などの効果が期待できる。また、育児や介護でテレワークが必要な従業員の自宅からのコミュニケーションも支援する。

タブレットでの利用イメージ(コミュニクラウドジャパン提供)
コミュニクラウドジャパンでは今回、InViewUCサービスの日本語化が完了したことに伴い、日本市場でのサービス販売を本格的に開始した。
また、大規模会議向けオンサイトサポートサービスを含むプロフェッショナルサービスや、電話会議、ウェブ会議、ストリーミングといったその他のサービスを提供することで、日本のユーザーにトータルな遠隔会議ソリューションを提供していくとしている。