Microsoftは米国時間7月5日、スタンダロンの無料サービスとして利用可能なオンライン会議ツール「Skype Meetings」を発表した。Skype Meetingsは「Office 365」スイートの「Skype for Business」にも含まれている。中小規模の企業(SMB)がSkype for Businessを試すよう促すものでもある。
Skype Meetingsの無料版は、オンライン会議を導入したいがOffice 365を使っていない米国のSMBをターゲットとしたものだ。
Skype Meetingsのツールは、最大10人までが参加してHD動画と音声で会議を行うことができるものだ(60日を経過すると、無料で利用できる最大人数が3人となる)。画面の共有、「PowerPoint」上でのコラボレーションなどの機能もあり、PC、Mac、タブレット、スマートフォンなどの端末から参加できる。
このほか、クリックして会議に参加できるパーソナライズURL、オーディエンスミュート機能など、主催者が制御できる機能もある。
Skype for Businessが含まれているOffice 365の企業向けサブスクリプションに登録しているユーザーは、さらに豊富な機能を利用できる。最大250人参加可能なHD動画/音声の会議、「Outlook」「Delve」といったOffice 365のウェブおよびクライアントアプリとの統合などが可能だ。
仕事用の電子メールアドレスを持っており、Office 365を利用していない米国の組織のユーザーは、www.skype.com/meetingsよりSkype Meetingsにサインアップできる。
Microsoftはフリーミアム戦略を拡大しており、Skype Meetingsの無料版提供もこの一環といえるだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。