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日本株展望

悲観一色の相場に変化の兆し--日経平均は回復中

ZDNet Japan Staff

2016-07-13 11:45

 7月12日の日経平均は、前日比386円高の1万6095円と大幅に続伸した。世界の株式市場が、6月24日のブレグジット(英EU離脱)ショックを乗り越えて、再び上昇基調に戻りつつある流れを受けて、日本株にも外国人投資家から買い戻しが続いた。

 米国株(S&P500やNYダウ)が一時最高値を更新し、好調だ。米景気に回復の兆しが見られる中、当面利上げはないと考えられることが米国株に追い風となっている。ブレグジットショックで一時1ドル99円まで進んだ円高も、ショックから世界の金融市場が立ち直りつつあることを映して、1ドル104円台後半まで急速に円安に戻している。

 13日の午前6時現在、為替は1ドル104.70円だ。CME日経平均先物(9月限)は、1万6515円だった。13日の日経平均も続伸が見込まれる。このことについて、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

ドル円はブレグジットショック前の水準に戻りつつある

ドル円為替レートの動き:5月30日~7月12日

ドル円為替レートの動き:5月30日~7月12日
  1. 米利上げが当分できないことを織り込む動き
  2. 日銀追加緩和なしで、さらに円高進む
  3. ブレグジットショック

 ところが、その後、世界の金融市場は、ブレグジットショックから立ち直りつつある。英米株がブレグジット前の水準を回復し、年初来高値を更新しつつあることを受けて、ドル円もブレグジット前の水準に戻りつつある(グラフの(4)の動き)。

 次の焦点は7月の日米金融政策だ。7月26~27日のFOMC(米金融政策決定会合)、7月28~29日の日銀金融政策決定会合が注目される。現時点で「米利上げは困難」「日銀は何らかの動きを取る可能性があるが、マーケットに影響ある大規模追加緩和は無理」がコンセンサスとなっている。

 こうした背景から、7月後半に再び円高に戻るのか、あるいは世界的「リスクオン」を背景に円安が続くか、今後の動きが注目される。

日経平均は1万5000円割れで2番底をつけ、回復中

日経平均週足:2015年1月~2016年7月(12日まで)

日経平均週足:2015年1月~2016年7月

 世界的「リスクオフ」が収束しつつあることを受け、日経平均もリバウンド中だ。当面は、1万6000~1万7000円のレンジで値固めすることになると思われる。

大型割安株に注目

 今、日本株市場で割安なのは大型株だ。外国人投資家の売りが大型株に集中していたので、これまで大型株の下落率が特に高くなっていた。その結果、大型株にPER(株価収益率)、PBR(株価自己資本比率)、配当利回りで見て割安な株が増えている。

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