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Microsoft WPC 2016

マイクロソフト、「Azure SQL DW」を一般提供--データと分析を強化

Andrew Brust (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2016-07-14 10:34

 Microsoftがカナダのトロントで開催中の「Microsoft Worldwide Partner Conference(WPC)」の2日目は、データ関連の発表が多かった。初日も同社の最高経営責任者(CEO)、Satya Nadella氏の基調講演でデータと分析は大きなフォーカスとなっており、Microsoftがデータと分析に真剣であるというのは疑う余地がない。Microsoftの重要な戦略はクラウドだが、そのクラウドを実現するのがデータだと同社は位置付けている。

 そしてMicrosoftは3日目となる米国時間7月13日、「Azure SQL Data Warehouse(Azure SQL DW)」サービスが一般提供(GA)となったことを発表した。「Power BI Embedded」もGAとなり、12日の基調講演で「Office 365 E5」サブスクリプションに「Power BI Professional」が加わったことも大きく取り上げられた。

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 Azure SQL DWはインメモリ、カラム指向、超並列処理技術を組み合わせて土台のリレーショナルデータベースエンジンを分析クエリ向けに最適化するものだ。APS(および「SQL Server 2016 Enterprise」)と同じように、SQL DWにはリレーショナルデータをHadoopに格納されているデータやAzureのBlobストレージに結びつける「PolyBase」技術も含まれる。PolyBaseはHadoopからAzure DWへのデータ取得技術としても使われる。

 Azure SQL DWのGAリリースは大きな意味を持つ。GAとしてAmazonの「Redshift」サービスに対抗できることになるからだ。また、大手のパブリッククラウド事業者から、ストレージとコンピューティングを別々に拡張できるDWソリューションが提供されるということにもなる(Redshiftはストレージとコンピューティングを紐づけて拡張する)。

 さらには、台数ベースで最も人気のあるデータベースプラットフォームであるSQL Serverと互換のある最初のサービスでもある(Redshiftは元「ParAccel」と呼ばれていたActian Matrixのプラットフォームから派生したもので、PostgreSQLと互換性がある)。「SQL Server 2005」は3カ月前にサポート終了(EOL)を迎えており、自社のSQL Serverインフラの刷新を考えている顧客はAzure SQL DWを検討する可能性が十分にある。

 

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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