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UAEの小売大手、業務アプリ基盤を刷新--低TCOながら高性能と可用性を実現

NO BUDGET

2016-09-02 16:45

 アラブ首長国連邦(UAE)の小売企業であるLuLu Group Internationalは、業務アプリケーション基盤を刷新。総所得コスト(TCO)を抑えつつも高性能と可用性を実現した。

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 LuLu Groupは世界31カ国で事業を展開し、124店舗を擁している。1990年代前半に小売業を始めて以来、事業を積極的に拡大させてきた。現在はUAEで32%の市場シェアを誇り、来客数は1日70万人を超えるという。

 その一方で、急速な成長にあわせて業務システムの「SAP for Retail」を常に最適化させていく必要あった。業務報告と分析処理の速度向上を求め、データベース「SAP HANA」を導入しようとしていた。

 こうした課題に応えるシステム基盤として選んだのがLinuxサーバOS「SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applications」である。クラスタ機能である「SUSE Linux Enterprise High Availability Extension」が標準でバンドルされおり、導入開始からの2年間は自社のSAP環境で極めて高い可用性が保証されている。

 さらに、特別なカーネルチューニングのオプションを使用してSAPのパフォーマンスを向上させた。これによって、使用頻度の低いメモリをページアウトやLinuxのファイルシステムでの使用から保護し、SAPアプリケーションで利用可能な状態を維持している。

 システムの中核となるSAP ERP環境と新たなSAP HANA環境の両方で、SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applicationsを使用している。これによって、最適なパフォーマンス、容易な管理、シームレスな拡張性、低いTCOといったメリットを享受できているという。

 事業が拡大を続ける中、SAP HANAのインメモリ技術を活用した情報分析の速度がさらに向上することで、同社のビジネスマネージャーは新たなビジネス機会と市場競争の脅威をより迅速に見極め、最適な対応を決定できるようになると期待される。

 LuLu Groupの最高情報責任者(CIO)であるMadhav Rao氏は、以下のようにコメントしている。

 「当社では、SAP HANAをビジネスインテリジェンスでの活用と、SAP環境全体の運用データベースでの活用の両方を目的に導入することを決定しました。これまで我々が経験してきた高い可用性、柔軟性、拡張性、容易な管理を考慮すると、SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applicationsは、最新のSAP HANAソフトウェアの導入環境として、当然の選択として選ばれたプラットフォームでした。SolarisからSUSE Linux Enterpriseプラットフォームへの最初の移行で、SAP環境の総運用コストが20%以上も削減されました。しかし、最高の顧客サービスを常に提供していくという視点から、パフォーマンスと可用性の向上は我々にとってより重要な課題です。SUSE Linux Enterprise Serverは、当社のミッションクリティカルなSAP ERPとSAP HANAの環境で最高の安定性をもたらしてくれると信頼しています」

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