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日本株展望

東証マザーズ株の魅力とリスク

ZDNet Japan Staff

2016-07-21 13:18

 7月20日の日経平均は、前日比41円安の1万6681円だった。前日までの6連騰で合計1616円上昇していたので、いったん利益確定売りが出た。ただし、押し目買いも入り、大きくは売り込まれなかった。

 米景気・企業業績の回復、NYダウの最高値更新、1ドル106円台まで進んだ円安を好感したリスク資産買い戻しの流れが続いている。

 21日の日本時間午前6時20分現在、為替は1ドル107.20円と、さらに円安が進んでいる。20日のCME日経平均先物(9月限)は1万6855円だった。

 今回は、東証マザーズ上場の小型成長株投資の魅力とリスクについて、楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

東証マザーズ上場の小型成長株について

 東証マザーズ市場には、さまざまな成長テーマに関連する銘柄が多数存在する。バイオ、ロボット、FinTech、ネット広告、コンテンツ、各種ITサービス関連などだ。ただ、マザーズ成長株は、急騰急落を繰り返しやすく、投資タイミングが難しいことを理解する必要がある。小型成長株の利益と株価の変動イメージを理解するために、以下にイメージ図を作成した。

成長企業の利益変動と株価変動のパターン

 どんなに有望な成長テーマを抱えた企業にも、黎明(れいめい)期がある。開発や先行投資にお金がかかる割に利益が上がらない時期だ。上のイメージ図では、黎明期が5年続くことになっている。この時期は、株価が何度も急騰急落を繰り返す。

 投資家が将来の夢に熱狂して株価を買い上げても、期待するほどの利益は上がらないため、いずれ失望売りが出る。バイオ関連などにこのパターンがよく見られる。こうした銘柄は、急騰局面ではこまめに利益確定した方が良いだろう。

 高値で買って株が急落した時(上のグラフの黎明期で赤い矢印を付けたところ)は即座に損切りすべきだ。どんなに有望な成長銘柄でも、下げ局面では株価が半値になることもあるからだ。

 上のグラフで、6年後に期待通り急成長期に入ると利益が急拡大するので、株価も大きく上昇する。それでも株価の上昇ペースが速すぎて調整が入る場合はあるが、高い利益成長が続く限り、株価の調整幅は限られる。

 注意すべきは、高成長期から成熟期に移行する時期だ。増益率が低下すると、たとえ増益基調は変わらなくても成長期待プレミアムがはげ落ち、株価は急落する。

魅力もリスクも大きいマザーズ成長株

 マザーズ株は、売買タイミングをうまく計れば、短期で利益を稼ぐこともできる。人気の成長テーマは短期でくるくる入れ替わっている。株価チャートや売買高(人気)の変化を見ながら機動的に売買していくことが必要だ。

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