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サービスとしてのコミュニケーション(CaaS)を手がけるクラウド通信企業Twilioは米国時間7月26日、デバイス間で同期を行うアプリの開発を支援するための新たなサービス「Twilio Sync」の開発者向けプレビュー版をリリースしたと発表した。
Twilio Syncは、クラウドベースの状態同期インフラとして機能する。これを使うことで開発者は、リアルタイムの通信機能を有したクロスプラットフォームアプリを開発できるようになる。またこれは、スタンドアロン型の状態管理システムとして動作するだけでなく、Twilioが提供する音声や動画、IPメッセージングといったAPIと連携できるようにもなっている。
Twillioは同製品によって、状態同期インフラの自社開発や基本的なバックエンドシステムのカスタマイズが必要な企業に対して、より優れた代替を提供できるとしている。
「現代のアプリケーションはすべてリアルタイムアプリケーションだ」と述べるTwilioの製品担当バイスプレジデントPatrick Malatack氏は発表のなかで、「TwilioがTwilio Syncによってリアルタイムインフラを整備することで、開発者はユーザーが期待しているクロスプラットフォーム対応の対話的なエクスペリエンスを生み出すことに注力できるようになる」と述べている。
同社が提供するクラウドベースのコミュニケーションプラットフォームは「Amazon Web Services」(AWS)上で動作し、音声や動画、メッセージングといったモバイルサービスを企業に提供する。
同社は5月にマーケットプレースを立ち上げるとともに、IBMのWatson部門などへのAPIの提供や、T-Mobileとの提携を発表している。Twilioの製品は現在、UberやBox、OpenTable、EMC、The Coca-Cola Enterprisesといった多くの企業のバックエンドで利用されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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